焚火で温まりカラオケで熱唱!十津川村『マリオ』の冬【奈良】

山深い十津川村を走っていると、視界に飛び込む真っ赤な看板——『マリオ』。
黒い外壁の手作り感あふれる建物は、「ここ…何屋さん?」と首をかしげる不思議さ。

でも一歩入れば、焚火のぬくもりと人の温かさに包まれる、冬のごほうびスポットでした。
(訪問日:2025年1月11日)

雪道の先に待つ、十津川の『マリオ』

山道はうっすら雪化粧。カーブごとに白い木立が現れて、冬の旅感は最高潮。
(運転は同乗者、僕はヌクヌク助手席。流れる景色を眺めるだけで気楽なものです)

そんな道を抜け、たどり着いたのは、一見何か分からな謎の建物。その名も『マリオ』。
真っ赤な文字で描かれた看板がなければ、お店だなんて絶対に思えないこの場所は、Google Mapで調べても「何屋さんか分からん」状態。

クルマから降りて近づいてみると、あたりにはおじさんの歌声が辺りに響いている…ますます混乱。

意を決して突撃してみました。

焚火の熱に包まれる「あったか~い」空間

「こんにちは~」と声をかけると、受付からお母さん、隣の小屋には“マリオ”らしきご主人。
なんとこの山奥でカラオケ真っ最中。どういうこと!? と思いつつ腰を下ろせば——

お店の真ん中で焚火がパチパチ。芯まで冷えた体が、ゆっくり解凍されていく感じがたまらない。

やがてご近所さんや親戚の方がぽつりぽつりと集まり、挨拶して雑談して、また笑う。

初めて来たのに、不思議と居心地がいい。

LDで曲目セット!昭和スタイルのカラオケ体験

マリオさんのカラオケがひと段落したところでお話をきいてみました。

なんでこんなところで歌ってるの?

どうやらこのカラオケボックスもマリオさん(?)のお手製。

もらい物の機材を自作の小屋に組み込んで、誰でも歌える場所にしたのだとか。

こんな機械、初めてみた!

最新機種ではなく、LD(レーザーディスク)を自分で選んでセットする昭和式カラオケ。
使い方に戸惑う僕に、マリオさんが丁寧にレクチャーしてくださいました。

再生ボタンを押すと、荒れ気味の映像+昭和メロが流れ出す。これがいい。

一緒に行ったやつはシャ乱Qのシングルベッドを熱唱

マイク音量デカめで歌声が山に響く。外では焚火を囲む人たちが手拍子。

この一体感、クセになる。

絶品アユの塩焼きと温かいご飯

さて、結局のところ『マリオ』は何屋さんなのか…?

おそらく、飲食店というのが一番近いです。焚火でじっくり焼かれたアユに加えて、ラーメンやカレー・焼き芋といったメニューが提供されていました。

僕はカレーライスとたこ焼きを注文

手作り感満載の建物で食べる料理の数々は、家庭的でホッとしますね。

贅沢なレストランの味とは違うけれど、大自然の中ということもあって心に沁みる一品です。

まとめ:地元の温かさが詰まった『マリオ』という空間

冬の山風も、ここではちょっと心地いい。
焚火、歌、笑い声。都会では拾えない温度が、ちゃんと残っている場所でした。

次に行くときは、昭和歌謡を何曲か準備していきたいなぁ。もう少しゆっくりお喋りする時間も取りたい。
名残惜しく手を振って、雪景色の道を次の目的地へ向かいました。

皆さんも十津川を通ることがあれば、ぜひ『マリオ』へぜひ~。

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